レガシィツーリングワゴン/B4

BH5　レガシィツーリングワゴン　キャリパーOH＆ディクセルブレーキ交換

BH5　レガシィツーリングワゴン　E-tuneⅡ　75,000ｋｍ

作業内容

・フロント　キャリパーピストン交換

「ブレーキがかかったままのように感じる。」

俗に言う“ブレーキの引きずり”の現象で入庫しました。

ブレーキペダルを離してもパッドがローターにくっついたままになった状態です。

放置していると、どんどんブレーキパッドが薄っぺらくなります。

これは同じ症状でパッドがほぼ皆無になったクルマです。
こうなってしまうと「ゴー」とか「シャー」といった異音がしてきます。

“ブレーキの引きずり”を感じたら早めの交換が必須ですよ。

キャリパー＆ローター取り外し

キャリパーを取り外していきます。

取り外したキャリパーを確認すると、

キャリパーピストンがサビによって固着していたのでピストン交換をします。

ブレーキローターも取り外します。

取り外したブレーキローターです。

ローターの減りも限界です。研磨すると21ｍｍ以下になってしまうので交換となります。

レガシィの場合21ｍｍ以下になると強度に影響するほか、ピストンの飛び出しの原因となってしまいます。
飛び出すとブレーキオイルじゃじゃ漏れの一大事になりかねませんので
ここまで減ったら交換しましょう。

今回せっかくなのでディクセル製のブレーキローターをチョイスしました。

外周を見比べるとローターの“減り”がよく分かります。
取り外したローター

新品のディクセル製ローター

キャリパーOH

キャリパーに付いたサビを隅々まで取り除きます。

キャリパーOHの交換部品は

ピストンシール

ダストブーツ

スライドピンブーツ

の3点セットとなります。

ちなみにですが、ブレーキフルード交換を怠ると、
ピストン内部が錆びる事もありますので注意しましょう。

取り付け

今回の交換部品はこちらの2点

ローター取り付け

キャリパー取り付け

ブレーキパッド取り付け

プレートのサイズを確認し、

パッドが固着しないようグリスを塗ります。

ブレーキホースを繋いで

取り付け完了です。

最後にブレーキオイルを入れ、

エアー抜きして完了です。

今回ご紹介したディクセル製ブレーキパッドは

当店でも取り扱いがございます。

是非ご利用ください。

レヴォーグ（フロント）　DIXCELブレーキパッド
BP5　スペックB（フロント）　DIXCELブレーキパッド
エクシーガ（フロント）　DIXCELブレーキパッド
SG5　フォレスター（フロント）　DIXCELブレーキパッド

ご来店ありがとうございました。

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