BH5 レガシィツーリングワゴン クラッチOH
車輌詳細
H14年式 TA-BH5
レガシィツーリングワゴン E-tuneⅡ
127,000km 5MT
作業内容
・クラッチOH
・ドライブシャフトブーツ交換 (フロント右内側)
作業時間 10h 1日預かり翌日渡し
価格(税別)
作業内容 | 工賃(税抜) | 部品(税抜) |
クラッチOH | 69,000円 | – |
クラッチディスク | 21,500円 | |
クラッチカバー | 27,000円 | |
レリーズベアリング | 7,790円 | |
フライホイール | 38,400円 | |
ドライブシャフトブーツ | 7,000円 | 3,290円 |
摩擦を利用して、発進や停止など状況に応じて
エンジンの動力をトランスミッションに伝達、遮断するクラッチ。
「クラッチの滑りを感じスピードが上がらなくなった。」
という症状で入庫です。
まずプロペラシャフトが見えるまで下廻りの部品を外していきます。
プロペラシャフトを外したら、
ミッションを支えながらゆっくり下ろします。
下から覗くとクラッチカバーが見えます。
その内側にクラッチディスク
フライホイール(左)クラッチディスク(中)クラッチカバー(右)
MT車のクラッチは、フライホイールとクラッチディスクを
離したりくっつけたりしてエンジンの回転を断続する構造になっています。
クラッチを踏んだ状態から戻していくと、
摩擦を起こしながら回転が少しずつ伝わり、
出力側のクラッチディスクの回転数が、
入力側のフライホールドの回転数に近づく(半クラ)。
完全に密着すると1本のシャフトのように全トルクが伝達する仕組みになっています。
新品のクラッチ
クラッチ取り付け
下ろしたミッションを取り付けます。
ボルトを締めてミッションの取り付けは完了です。
ミッションオイルを入れ、
クラットを何度も踏みながらエアー抜きをします。
取り外したプロペラシャフト、その他の部品を取り付けて完成です。
クラッチの交換時期となる滑りはじめの兆候は、
半クラッチ状態からつないだときにエンジンの回転数が、いつもより高いと滑りはじめの傾向にあります。
「アクセルを踏んでも回転数が上がり、スピードが上がらない。」
クラッチの滑りは違和感に気づきやすいので、
「全然進まない!」なんて事になる前にクラッチOHをしましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。