BH5 レガシィツーリングワゴン フューエルポンプ交換
車輌
H14年式 TA-BH5
レガシィツーリングワゴン E-tuneⅡ
107,000km オートマ
作業
フロント左右内側 ドライブシャフトブーツ交換
フューエルポンプ交換
作業時間
ドライブシャフトブーツ交換 1h
フューエルポンプ&フィルター交換 45分
価格(税抜)
ドライブシャフトブーツ
部品 6,550円
交換工賃 12,000円
※バンド代・グリス代込
フューエルポンプ&フィルター
部品 55,030円
交換工賃 4,500円
ドライブシャフトブーツは、亀裂が入っているだけでは
検査に落ちるということは滅多にありません。
当店ではこの場合、ご本人に交換するか否かを確認してから作業を進めます。
今回、「どうせ破れるんだから。」
ということで交換する事となりました。
ジョイント部分のカバーを外します。
ドライブシャフトとは、
エンジンで発生した駆動力を、
最終的に車輪に伝える棒状の回転軸を言います。
ドライブシャフトはホイールとつながっています。
このつなぎ目のジョイント部には、
回転を円滑にするためにベアリングが用いられています。
新品のブーツ
このジョイントを路面等の異物(ホコリ・医師・水など)
から守るためのゴム制のカバー、
ドライブシャフトブーツで包んで保護しています。
ブーツを交換したら、
グリースを入れたジョイント部のカバーを取り付けます。
バンドを取り付けて、
きつめに締めて余りをカットします。
完成
取り外したブーツです。
見た感じ今にも切れそうです。
ドライブシャフトブーツが破れたまま放置していると、
中のグリースが飛び散って、ジョイント部分(つなぎ目)に
小石や砂・水が入り込み、
傷がついてベアリングが磨耗したり、
割れたりして最悪は
ドライブシャフトが折れるなどの破損につながり走行不能になります。
ドライブシャフトブーツは、大切なジョイント部分を守る重要なパーツです。
亀裂が入ってる状態も良い状態とは言えません。
ドライブシャフトごと交換となれば
高額修理となってしまうので早期にブーツ交換しましょう。
フューエルポンプ(燃料ポンプ)とは、
ガソリンを吸ってエンジンに送り出す装置です。
モーターが付いていてポンプの圧力は強く、
その圧力がインジェクターで強力な噴射を可能にしています。
ガソリンを送り出す際、異物(ゴミ)が混入していては
インジェクター(噴射口)が詰まってしまうため、
フィルター(フューエルフィルター)を通る構造になっています。
当然このフィルターも詰まりはじめたら燃料がスムーズに運ばれません。
インジェクターは、ガソリンを霧状に噴射させており、
そのため先端は細い注射針の様に小さい穴で異物が詰まり易い構造です。
そのため、フィルターが大きな役割を果たしているんです。
燃料の残量表示もココで計っています。
写真では満タンの状態です。
取り扱いには十分注意が必要です。
引火なんてしたらクルマ爆発です。
フューエルポンプ(燃料ポンプ)は
国産車の場合10万kmを目安に交換時期となっています。
故障の予兆、前兆などがないので寿命の判断も難しい部品です。
故障するとやがてエンジンがかからなくなり、
頑張ってかけようとするとバッテリー上がりにもなり得ます。
モーター不良などによって
「外出先でかからなくなった…。」など、
最悪な事態を避けるためにも交換をオススメします。
最後までお読みいただきありがとうございました。