BP5 レガシィツーリングワゴン ロアアームブッシュ交換&タイミングベルト交換

035

  

車輌

H16年式 95,000km

BP5 レガシィツーリングワゴン2.0GT

 

作業

タイミングベルト(一式)交換

フロント左右 スタビライザーリンク交換

フロント左右 ロアアームブッシュ交換

フロント左右内側 ドライブシャフトブーツ交換

エアコンフィルター交換

 

作業内容 工賃(税抜) 部品(税抜)
タイミングベルト&ウォーターポンプ 35,000円 67,730円
スタビリンク フロント左右 3,500円 3,260円
ロアアームブッシュ フロント左右 8,000円 4,120円
シャフトブーツ フロント左右内側 14,000円 6,850円
エアコンフィルター 3,000円


当店の入庫で一番多い、
「ディーラーでの見積もりが高額なので、お宅で車検をお願いしたい。」
という事で入庫。

基本的にうちのブログでは、
「この様にやればいいですよ。」
という“やり方”の内容はご紹介しておりません。

「こんな作業をし、価格はこのくらいです。」

といった“ガレージ作業”をご紹介しております。

 

将来、当店があなたのお車を作業する時のために、

リアリティに欠けないよう見えるようにご紹介しているに過ぎません。

その点、ご了承ください。

 

 

エアコンフィルター交換


037

花粉・ウィルス・菌やカビ、嫌な排ガス臭をしっかりブロックしてくれる
DENSO製エアコンフィルターです。

 

車は外気のエアコンフィルターを通して車内にキレイな空気を送っています。

このフィルターが汚れたままだと、車内に嫌なニオイが送られてきて臭いが残るだけでなく、内窓が曇りやすくなったりもします。

車外からの花粉やホコリ、砂ぼこりをブロックして、エアコンフィルターに織り込まれている活性炭の機能で脱臭します。
また、ウィルスや菌、カビもガードし、その繁殖も抑制します。

エアコンを内規循環モードにしていても、エアコンフィルターを通過しますので、常に車内の空気をキレイにして車内の環境を快適に維持しているのがカーエアコンフィルターの役割です。

「車内を花粉やPM2.5から守りたい!」
「カビや菌の繁殖を抑えたい!」
「車外から侵入する排ガス臭をカットして!」

清潔なリビングルーム並みの快適性を3,000円で実現します。
赤ちゃんやお年寄りの強い味方!クリーンエアフィルター
を是非お試しください。

 


 

フロント左右 ロアアームブッシュ交換


008

車からロアアームを取り外します。
010

 

次にプレス機でブッシュを取り出します。

001

 

002

006

007

取り出したブッシュです。 

亀裂が入っているのが確認できます。

003

 

こちらが新品です。
004


新品のブッシュをはめ込んで行き、 

005

 

012

ロアアームを取り付けます。
027


最後に、
サスペンションに1Gがかかる状態で本締めして完了です。

ロアアームブッシュ(ゴム)が劣化で損傷があると車検に通りません。

異音の発生も注意が必要です。

 

 

フロント左右スタビライザーリンク交換

 

スタビライザーリンクとは、スタビライザーの角度を適正な向きに調整し乗り心地の向上、ロール量の減少など、サスペンションの性能を引き出す為の部品です。

劣化によるブッシュ類の亀裂損傷は、車検では不合格となりますので交換が必要となります。
027


取り外したスタビリンクに
亀裂が確認できます。
015

 

こちらが新品。
016

 

取り付け
030

 

031

 

 



フロント左右内側 ドライブシャフトブーツ交換


ドライブシャフトブーツ交換は車検時にかなり多い作業です。
ヒビが入っている程度では車検に落ちることはないと思いますが、
いずれ時間の問題です。 

今回は、破れてグリスが飛び散っていました。

これは、まず不合格となりますので交換します。

018

ジョイント部分のカバーを取り外しブーツを抜きます。
017

ジョイント部分のカバーにグリスをたっぷり
入れて、ブーツを入れ替えトランスミッションに差し込み完了です。

020

 

021

022

023

 



タイミングベルト交換


タイミングベルト(タイベル)とは、カムシャフトとクランクシャフトの回転周期を一致させる役割を果たしているベルトです。

走行中、特に高速などでタイミングベルトが切れると
バルブが関係無い時に開いてピストン頭部と当ってエンジンもおしまいです。

10万km前後での交換を心がけたい部品です。

では作業をご紹介していきましょう。

まず、冷却水を抜いていきます。
034

ファンを取り外し、
タイミングベルトが隠れている場所までカバーなどを外していきます。 

036

 

こちらが外したタイミングベルトです。

041

 

大きなダメーシは感じませんが、

タイミングベルトは、エンジンの中に入っており状態を目視できる位置にもありませんし、路上で簡単に修理できるものでもありません。

そして、タイミングベルトが切れる前兆(予兆)もありません。


国産車は10万km前後で交換とされているのは、こういった理由からだったので
す。

043

 

外した

アイドラプーリ

テンショナー

044

 

045

064

カムプーリーを外して、
オイルが付いてしまっているので掃除します。

055


057

059

ウォーターポンプを外します。
046

サーモスタッドが見えてきました。
060

062

085

 ここまでで全て外し終わりました。

ここからは新品部品の取り付けです。

アイドラプーリ、テンショナー
063

 カムシール、ホース類、サーモスタッド

079

 

ウォーターポンプ、タイミングベルト

070

 

まずはカムプーリー

065

 

アイドラプーリ、テンショナー

069

 

次にベルトをかけていきます。

071

 

セット位置を全て合わせながらベルトをかけます。

075

 

074

 見えない場所は手鏡を使って合わせます。

076

 

カムシールを付けて、

タイミングベルト(一式)交換は完了です。

081

 

082

 下から覗くとこんな感じです。

083

 


最後に外したカバーやファンなどを取り付け、

084

 

ステッカーを貼り完成。

087

 

当店ではタイミングベルト交換と一緒にウォーターポンプなども
交換をオススメしております。

そのお車をどの程度乗られるかによっても変わりますが、

大切に長く乗ろうと考えている場合は交換しておいた方が絶対安心ですよ。

 

セット内容は当店が推奨している内容です。

「タイミングベルトだけ!」

という方はいらっしゃいませんでしたがセットの中からご自身で選ぶことも可能です。

 

例えば、「以前オーバーヒートでサーモは替えたよ。」

というケースなど。

 

そういった場合、スタッフにお話しいただければ交換不要な部品は削除していきます。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

Follow me!