BH5 エンジンオイルポンプ交換&パワステポンプ交換&左右ロッカーカバーオイル漏れ修理
車輌
H10年式 BH5 レガシィツーリングワゴン
GT 119,519km
作業
12ヶ月点検
エンジンオイルポンプ交換
パワーステアリングポンプ交換
左右ロッカーカバーオイル漏れ修理
作業内容 | 工賃(税抜) | 部品(税抜) |
---|---|---|
12ヶ月定期点検整備 | 11,000円 | – |
リヤブレーキパッド交換 | – | 10,400円 |
クーラント | – | – |
左右ロッカーカバーパッキン交換 | 13,000円 | – |
ロッカーカバーパッキン右 | – | 1,800円 |
ロッカーカバーパッキン左 | – | 1,950円 |
ロッカーカバーパッキンNO.2 | – | 1,840円 |
セパレーターパッキン | – | 900円 |
シールワッシャー | – | 1,920円 |
オイルフィラーOリング | – | 90円 |
エンジンオイルポンプ(タイミングベルト脱着)交換 | 26,000円 | – |
オイルポンプ | – | 15,800円 |
クランクオイルシール | – | 380円 |
タイミングベルトカバーシーリング | – | 550円 |
Oリング | – | 140円 |
パワーステアリングポンプ交換 | 10,500円 | – |
パワステポンプ | – | 69,600円 |
ホース | – | 2,450円 |
クリップ | – | 440円 |
ATF(パワステオイル) | – | 650円 |
エンジンオイルポンプ
オイルポンプとは、エンジン内部の各所にを圧送するためのポンプです。
稼働中のエンジンでは、ピストンやクランクシャフト、カムシャフト等が激しく動いています。
これらの部品同士が直接接触すると、お互いを削り合ってしまったり金属疲労や発熱を起こしたりと弊害が生まれます。
そこで、エンジンオイルを使って部品の動作を滑らかにしています。
エンジンが動いている間は、エンジン内部の各部品に継続的にエンジンオイルを行き渡らせなければなりません。
そのために備えられているのがオイルポンプなどの潤滑装置。
潤滑装置はその他にエンジンオイルを蓄えるオイルパン、オイルを浄化するオイルフィルター、オイルの通り道となるオイルギャラリーなどがあります。
横浜市よりお越しのBH。
今回オイルポンプ交換に至る経緯はちょっと複雑。
発端はオイル漏れの発覚によるものですが、どこから漏れているのか分からない。
というのも、タイミングベルト交換が済んでいるのに(他店)、
オイルポンププラグにオイルにじみがある。
クランクのオイルシールを交換したかも分からない。
タイベルのみの交換だったのか?
考えられるのは、
・クランクのオイルシール(青マル)から漏れて下へつたってイルポンププラグ(赤マル)ににじみが来たか。
・オイルポンプとエンジン側との合わせ目なのか。
・オイルポンププラグから漏れているか。
もしくは上記すべてか。
いずれにせよタイベル交換を他店で施工し、ベルトのみだったのかご本人も分からない。
1つ1つ原因を探っていくとご本人希望の納期に間に合わない。。
「まだまだ乗り続けたい。」という意思もあったので、
ここはオイルポンプごと交換なされてはどうかとご提案し了解を得たという経緯。
オイルポンプを取り出すにはタイミングベルトを外さなければなりません。
なので、タイベルを外すところからご紹介していきたいと思います。
では、タイミングベルトにご対面したところからご覧ください。
プーリー、テンショナーを外しタイミングベルトを取り出します。
オイルポンプが見えてきたら新品と交換です。
こちらが外したオイルポンプ。
新品のオイルポンプ。
エンジン側
合わせ目などもキレイにし、
液状ボンドを塗り、
取付けて完了です。
クーラントは、ほとんど抜いていないので補充はサービスでした。
「ハンドルを左右にきると異音がする。」という症状。
原因はパワステポンプでした。
オイルポンプ交換と同時進行でした。
オイルを抜いてパワステポンプを取り出します。
ここで外したプーリー、テンショナーを元に戻して
タイミングベルトをかけ直します。
ここまででオイルポンプ交換とパワステポンプ交換の
同時進行は完了。
スバル乗りならご存知、
スバル水平対向エンジンでは定番のオイル漏れ修理です。
ロッカーカバーのパッキンを交換することで改善します。
ロッカーカバーを取り出します。
パッキンを外して、エンジン側の合わせ目とカバー側(溝も)をキレイに掃除します。
上がインテークカムシャフト
混合気、あるいは空気を
シリンダー内に吸入するときに開閉するインテークバルブを動かしています。
下がエキゾーストカムシャフト
シリンダー内から燃焼ずみのガスを排気系に排出するエキゾーストバルブ
を動かしています。
左右同じ工程です。
12ヶ月定期点検整備
CO・HC測定調整
下廻り各部点検・締付け
排気ガス装置点検調整
ブレーキキャリパー・ドラム脱着点検
電気廻り・ランプ廻り点検
ホース廻り点検・締付け
(詳細は記録簿に記載)
今回の点検ではリヤブレーキパッドを左右交換しました。
「特に不具合は感じないが一通り見てほしい。」
という際は12ヶ月点検をオススメしております。
劣化部品などは交換前に前もってご連絡しております。
ロングドライブ前などにもご利用ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。