BP5 リヤ左右ハブユニット交換
車輌
H15年式 BP5 レガシィツーリングワゴン
179,226km
作業
リヤ左右ハブユニット交換
フロント&リヤデフオイル交換
作業内容 | 工賃(税抜) | 部品(税抜) |
---|---|---|
リヤ左右ハブユニット交換 | 8,400円 | 21,000 |
ナット | – | 700円 |
フロント・リヤデフオイル交換 2L | – | 2,600円 |
走行中、スピードを上げるとリヤの足廻りから「ゴーゴー」と異音がする。
という症状で入庫です。
原因はハブベアリングの劣化でした。
ハブベアリング
「ハブ」というのは、簡単にいえばホイールが装着されている部分で、ホイールと一体になって回転します。
ハブの内部には、「ベアリング」が仕込まれており、これはタイヤがスムーズに回転するためのもの。
ハブ内部のグリースによって潤滑されていますが、
このグリースは使用を続けていくうちに次第に劣化してきます。
そうなるとハブベアリングの潤滑を十分に行うことができなくなり、
やがてベアリング自体の摩耗が発生することとなります。
こうなるといわゆる「ハブのガタ」が生じ、
ハブがスムーズに回転しなくなる、すなわち抵抗が大きくなってしまうのです。
クルマの燃費性能を左右する要因ともなります。
ハブベアリングの寿命の判断として、
最初に出る症状は「ゴロゴロ」、「ゴォーゴォー」といった走行時の異音です。
直進時はもちろんのこと左右にハンドルを切った時に音が変化することも多いです。
そのまま走行を続けて放置していると、ホイールごと吹っ飛んで事故ります。
異音発生の初期段階で改善しましょうね。
ブレーキ回りを分解していきます。
ハブユニットが見えてきました。
この中にあるベアリングの劣化が原因で異音が発生していました。
ハブユニットを取り外します。
本来は、プレス機でハブベアリングを取り出して、
新品と替えるというのが従来の交換方法でした。
BPからは上の画像のベアリングのみ注文ができず、
ユニットごと交換となります。
新品のナットで締めつけ完成です。
左右とも同じ工程です。
リヤ左右ハブユニット交換で3hほどお時間を頂いております。
今回は交換費用で30,100円(税抜)でした。
BPの場合、40,000kmごと交換を推奨されています。
使用オイルはスバル純正
オイルは前後で2L/2,600円(税抜)です。(画像はフロント)
ここまで、お読みいただきありがとうございました。