BRZ ZC6 STIダウンサス交換&リヤ3面フィルム施工
ピンクのダウンサスはあなたを容赦なく
コーナーに連れて行く衝動を掻き立ててくれます
15mmダウン・STiコイルスプリング
純正ダンパーにダウン・スプリングを装着する事に
違和感を感じる必要はありません。
それは、純正ダンパーとのマッチングを図るため、
徹底的に走行試験を繰り返して仕様を設定しているからです。
もしあなたがサーキット仕様にしたいのなら、
オーリンズやビルシュタインなどのダンパーを選ぶべきかもしれません。
「私は一般道がメインでスタイリッシュに仕上げたい。」
というのなら、あなたが装着すべきダウンサスはSTiしかないでしょう。
今からその確固たる合理的な証拠をお話しします。
あなたが普段どのような使用なのかによりますが、
サーキット走行を目的とするなら少しダンパーが負ける感じがするかもしれません。
あなたが街乗りメインでスタイリッシュを目指すスバリストなのであれば
このSTiコイルスプリングがいかにマストアイテムであるかをご説明したいと思います。
気分が上がるフロントスポイラーの地上高
「15mmダウン」と聞いて、純正コイルとあまり変わらないと考えている方も
いらっしゃると思いますので、見た目についてお伝えします。
「15mmダウン」はパッと見ではあまり下がった感がありません。
しかし、実際にはフロントタイヤハウスに指3本入った純正時よりも、
指2本分のところまで下がっています。
「車高をグンッと下げるというよりもタイヤハウスの隙間を少しでも埋めたい!」
とお考えであれば、この15mmダウンは絶妙な下がり具合と言えます。
そう考える根拠は下記の通りです。
・立体駐車場を使う時も気にせず入れる高さ。
・積雪の国に入ったとしても除雪機のようにはなりません。
・コンビニなどのクルマ止めに当たる心配はありません。
私自身、BL5のブリッツェンに車高調を入れていた事がありましたが、なんせよく擦りました。
凸凹の多い踏切では必ず嫌な音を聞いていたのです。
高いお金を出して買ったクルマだったので、
結局すぐダンパーを純正に戻しダウンコイルに変更したくらいです。
つまり、あまり下げすぎて普段の使用に気を遣うようでは勝手が悪いのです。
よい乗り心地とほどほどの落ち具合を求めているなら、スプリング交換で十分です。
実際、車高調を入れたクルマが一般道を走行するのに、
その機能性を充分に果たせているとは到底思えません。
車高調を入れる事は一切否定はしません。
しかし、”下げる”という行為に対してどうも皆さん「車高調でないと。」
という誤解をされているようです。
街乗りメインならダウンコイルスプリングで十分なのです。
「15mmダウン」でも全体的なシルエットはシマってくれます。
コーナーでのロールを心配しているとしたら、
それはお門違いかもしれません。
このSTiダウンスプリングは、
乗り心地を損なうことなく、低重心化を図り、
操縦安定性が高まるようセッティングを煮詰めて仕上げています。
「超低重心FRスポーツ」をコンセプトとしたBRZの資質をさらに深めるスプリングです。
高速道路や一般道でも十分にロールを抑えた走りをしてくれます。
そもそも、「ロール」とは左右の揺れの事を言います。
重心が左右に移動しやすく車が安定しなくなったり、
乗っている人が酔いやすくなりますので少ないにこした事はありません。
ちなみに、前後の揺れの事を「ピッチ」と言います。
序文で申し上げました通り、
「純正ダンパーとのマッチングを図るため、徹底的に走行試験を繰り返して仕様を設定。」
しています。
純正ダンパーに対応し、ロールを抑える低重心設計となっているため、
普段の使用に気を遣う必要がないのです。
つまり、運転手のみならず同乗者にも負担をかけるロールを
開発の試験走行の時点でクリアにした設計になっています。
あなたが普段どのようなコーナーの入り方をするのか分かりませんが、
誰かと無茶な追っかけっこするような走りをしない限りはロールは問題ないでしょう。
今回ご紹介したSTiダウン・コイルスプリングは、
「普段の使い方に支障のない下げ方をしたい。」
「乗り心地を保ちスタイリッシュに仕上げたい。」
「街乗りも峠道もしなやかに安心して気持ちよく走りたい。」
「下廻りを擦りたくない。」
こんな方にオススメのチューニングパーツです。
足廻りにやさしく、
お財布にやさしく、
同乗者にもやさしい
STiダウン・コイルスプリングを是非お試しください。
では作業の方もご紹介していきたいと思います。
車輌
H28年式 ZC6 BRZ
2,082km
価格(税抜)
フロント&リヤ STIダウンサス 10,000円×4
交換工賃 25,000(1台分)
まずブレーキローター廻りを外し、純正サスペンションを取り出します。
下側が外れたら次は上からです。
このボルトを外せばサスが取り出せます。
これが取り出した純正のサス
次にこんな工具を使ってスプリングを取り出していきます。
スプリングを縮めて
これを外せばスプリングを取り出せます。
今度はSTiダウンコイルを縮ませて純正ダンパーに装着していきます。
これでスプリングの組み換えは1本完成。
残り3か所も同じ工程です。
スプリングの組み換えが完了したら、
車体へ取り付けていきます。
タイヤハウスから上の穴に合わせてサスを入れて、
エンジンルーム側からボルト絞めです。
作業時間は一台分で約3hほどいただいています。
費用(税抜)ですが、交換工賃が25,000円 ダウンスプリングが40,000円
いずれも一台分の価格となります。
交換後はアライメントが必須!
現行のフォレスターにしても、レヴォーグにしても、
「純正の濃色ガラスでは、まだ丸見えな気がして落ち着かない。」
よいう方がとっても多い。
これは私も同感です。
「気楽に鼻クソもほじくれない。」
と思ってしまうのは私だけではないようです。
スバルのフィルム張りが特別高いということもないので、
「ガラスの濃さが気になる」
「後ろからの視線を感じてしまう。」という方はフィルムを貼って解決しましょう。
ちなみに、うしろゆびさされ組っておぼえてますか?
施工料金はリヤ3面で35,000円(税抜)です。
これで中も見えないので落ち着いて運転出来ますね。
今回いただいたご依頼の合計は118,800円(税込)でした。
最後までお読みいただきありがとうございました。