TV1 サンバーバン O2センサー交換
車輌
H14年式 126,000km
TV1 サンバーバン ディアス
作業内容
ブレーキオイル交換
ミッションオイル交換
フロント ブレーキパッド交換
スロットルセンサー交換
(スロットルボディガスケット)
O2センサー交換
WAKO‘Sエンジンパワーシールド注入
フューエルワン注入
作業内容 | 工賃(税抜) | 部品(税抜) |
ブレーキパッド交換 フロント | – | 8,930円 |
ミッションオイル交換 | – | 2,600円 |
オイル漏れ止め剤(エンジンパワーシールド) | – | 2,800円 |
スロットルセンサー交換 | 8,500円 | 3,670円 |
O2センサー交換 | 4,000円 | 27,500円 |
フェーエルワン | – | 1,600円 |
フロントブレーキパッドの残量がほとんどありませんでした。
ご本人に確認後、交換。
車検時は分解整備項目でどのみち分解しなくてはならないので、
パッド交換工賃はかかりません。
パッドを取り出し、
新品ブレーキパッドを入れます。
出っぱなしのピストンをこの部品で押し込んで
ブレーキパッドを挟みこんで完了です。
リヤはオイル漏れもなく問題ありませんでした。
おクルマ持ち込みで代車不要のため
エンジンオイル&オイルフィルター交換はキャンペーン中でサービスです。
ご本人の希望でM/Tオイル交換。
サンバーは2Lです。
当店ではブレーキオイルは
車検毎の交換をオススメしております。
ブレーキオイルを入れ替えて、
何度もブレーキペダルを踏みエアー抜きします。
スロットルセンサーとはアクセルの開きを検出するセンサーです。
アクセルを踏むとスロットルボディーが開くのですが、
その開度を検出しています。
今回のサンバーは、
1,500回転をずっと維持していて、
「回転数が下がらない。」という症状がありスロットルセンサー交換で改善されました。
センサー不良です。
オレンジの“わっか”がある所です。
損傷はない部品なので分かりづらいですが、右が新品です。
ここまではかなり順調でした。
しかし、最後の排ガス検査で事件発生。
COもHCも基準値をぶっちぎりで高い!
基準値は、10年以上経過した車で
CO(一酸化炭素)2%以下
HC(炭化水素)500ppm以下
しかし、検査機では
COは(上側のメモリ)5%弱
HCは(黒いメモリ下から2番目)700ppm弱となっています。
単純に「O2センサーでしょぅ。」ってなるとこですが、
ご本人に確認したらO2センサーは社外品だが交換済みとのこと。
とにかく、O2センサー以外の思い当たる個所を徹底的に分解。
触媒を外し振ってみる。
すると中からカスが出てきました。
「もしや?」と思い、
うちの代車のサンバーと触媒を入れ替えてみた。
しかし、やっぱり基準値オーバー。。
何度もコンピューター診断機とにらめっこ。
やっぱり、どうもO2センサーが怪しい。
というか「そこしかない!」
早速、新品を取り寄せ交換することに。
やっぱり犯人はこいつだった…
O2センサー交換後COもHCも大人しくなりました。
どこのメーカーかよく分かりませんが、
とんでもない粗悪品?
何時間も足止め食らいましたが24ヶ月点検無事完了。
全て解決でき良かったです。
ここで持込み部品の注意点をお話したいと思います。
基本的に、当店においてお客様が持ち込んだ 社外部品の保証は一切お受けしていません。
持ち込みの部品に初期不良があったとしても、
メーカーにはご自身で対応していただいております。
過去に、“安い”という理由でお客様がNET購入したクラッチOHをしたことがありました。
(SG9フォレスターSTiバージョン)
しかし、数万kmほどで
こんなあり様でレッカーで再度入庫し、結局純正品で再修理となった事がありました。
(画像は純正の正常品)
社外部品には純正とは違ったメリットもあり
スバリストであれば”あれこれ”色々と使ってみたいですよね。
でも選ぶ社外部品によってはデメリットにしかならない場合もあります。
どうせ社外品で選ぶなら「強化系」などをオススメします。
「安い」が売りの商品で長持ちした商品はあまり見かけません。
むしろ二度手間修理になったりします。
もちろん中には当たりの社外品もあるかもしれませんが、
あなたも社外品を取り扱う際は口コミを参考にしてから購入するなどして、
特に「安さが売り」の商品には十分に気をつけてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。