BP5 ディクセル製ブレーキパッド&ローター交換

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車輌

H21年式 BP5 レガシィツーリングワゴン

2.0GT 61,424km


作業
車検点検整備

DEXCEL(ディクセル)ブレーキパッドEC&ローター交換

スタビライザーリンク交換

 

 

 

ダストが少ない・鳴きがない・安い
といったブレーキパッドを求めている人をターゲットとしたDEXCEL(ディクセル)。

今回、装着するレガシィツーリングワゴンへの取り付け画像と一緒に
ご紹介していきたいと思います。


リヤ側ブレーキパッド&ローター交換

 

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ブレーキキャリパーを分解し純正ローターを取り出します。009


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点検・清掃が終わったらディクセルローターをはめて012


ディクセルのブレーキパッドをはめ込んでいきます。
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DEXCEL製(ディクセル)ブレーキパッド
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今回装着した「EC」はディクセル製ブレーキパッドの中でセカンドグレード。

 

当社でもディクセル製への交換は多く経験していますが、

ほぼ9割のユーザーが「効きが良くなった。」と答えています。

 

しかし、

「純正に比べ特別大きな差は感じない。」

 

言い換えれば、

「ブレーキの効きが良くなった事は否定しないが、

純正と比べびっくりする程の違いは感じない。」

といった感想でした。

 

でも効きが良くなったのは確かのようで、

「低温でも初期制動が良い。」という印象が強いようです。

 

その他、

「高速道路などの高回転域からの制動性が良い。」

「サーキットなどスポーツ走行は不向き。」

「ガツンと効く感じではなく踏んだ分だけ効く。」

「積載が多い時に効きの良さを感じた。」

といった感じ。

 

中にはベタ褒めしているユーザーもいらっしゃいましたが、

 

ブレーキパッドの残量がわずかな状態で交換される方もいて、

気兼ねなくブレーキペダルを踏み込める快適性を考えれば当然ですが効きが良く感じるのかもしれません。

 

 

ダストと鳴き

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ダストと鳴きに関して不満の声は耳にしませんでした。

 

ただ、まれに

「むしろ酷くなった気がする。」

「以前と変わらない。」

という方もいました。

 

ここには疑うべき要素が1つあります。

 

それは、

“ブレーキパッドとローターとの相性”

 

ブレーキパッドがスポーツタイプでローターが純正というパターンに、

「ダストが酷い」とか「ジャダーが酷い」などの症状が出る事です。

 

スポーツタイプのパッドに替えたのにブレーキの効きが純正と全く変わらないという場合も上記のようなパターンに多いようです。

 

“パッドをスポーツタイプのものに交換するなら、ローターもスポーツタイプに交換する”

というのは1つのセオリーともされているくらい相性を考慮しなくてはならないのかもしれません。

 

ましてや白ホイールに茶色いダストが出るとマメな洗浄が必須となっちゃいます。

 

今回のレガシィツーリングワゴンで言うと、

ローターは全く使用には問題ない状態でしたが、

ブレーキパッドをディクセル製に交換と同時にローターもディクセル製に交換しました。

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この辺りはユーザーさんが先を見越しての賢い判断。

 

まとめ

☆純正と比べると別格扱いするような違いは感じないが低温でも初期制動が良い。

☆サーキットなどのスポーツ走行はより一般的な街乗りや高速道路走行ではアリだと思う。

☆パッド交換だけだとダストが酷くなるケースもあるし、効きをイマイチ感じない事もある。

☆鳴きがなくコストパフォーマンスの良いメーカーだから予算に余裕があるならローターの同時交換がオススメ。

 

DEXCEL(ディクセル)ブレーキパッドへ交換をご検討されているなら

コストを考えてもアリだと思いますよ。

 

DEXICELフロントブレーキパッド リヤパッド

DEXICELフロントブレーキローター リヤローター

1台分37,800円(税抜)で販売中



フロント左右スタビライザーリンク交換


今回フロントのスタビリンクが左右とも切れていたので交換となりました。

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(左フロント)

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(右フロント)

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フロント左右スタビライザーリンク 6,940円(税抜)
交換工賃 3,500円(税抜)


スタビライザーリンク
とは左右のサスペンションアームを結合し、

そのバネ効果でロールを抑制するスタビライザーとサスペンションアーム(もしくはダンパー)を結ぶ部品。

スタビライザーの角度を適正な向きに調整し乗り心地の向上、ロール量の減少など、サスペンションの性能を引き出す為のパーツです。

 

スタビリンクは細かい亀裂程度であれば車検で落ちることは考えにくいですが、

切れ・破れとなるとほぼ落ちてしまいます。

 

下から覗くと見える部品なのどこでも簡単にご自分で点検できますよ。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。


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