真夏の観光地 沿岸部 最も怖い塩害によるサビ対策¥12,700 GP7 インプレッサXV 

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なぜ下回りのサビがマズイの?

それは駆動系・ブレーキ・マフラー・足回りり全てに悪影響が出てしまうからです。

どう悪影響かって言うと、
正直な話、整備側にとっていえばサビサビのクルマを整備するのが一番キツイ…。
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(S401)

ボルト一本外すのに10分かかるのはザラにあります。
前もって「折れる可能性が高いので覚悟してください。」
と告げておかなければならないクルマもあります。

足廻りにおいて一番最悪なのがブレンボ装着車。
キャリパー外すのにボルトが噛んでネジ山ツルツルになってしまう。

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内側の上下2本これが厄介(WR-LTD)

こうなってしまってはキャリパーごと交換って事もあります。
もしくは、リコイルっていってネジ穴を大きくしてボルトも
そのサイズに合わせて締め付ける。

NETなどでブレンボキャリパーの中古を買うと
ほとんどがナメってるので結局は加工かゴミとなります。

プロとして勝手な意見かもしれませんが、サビサビ車は正直やりたくない…。
整備してるのか、ぶっ壊してるのか分からなくなる時があります。

 

ユーザーさんにしてみれば
・整備業者に嫌がられる
・マフラーに穴が開いていきなり爆音車になり交換、デフ等のマウントが錆びて滑落
・サスペンションのスプリングが折れた
・オートマのオイルパンが腐って穴が開きオイルが漏れ、エンジン焼きつき走行不能。
・ブレーキパイプに亀裂が入り、圧力が高いので破裂して、ブレーキオイルが飛び散りブレーキが利かない

など、サビの浸食は全くもってろくな事はありません!

しかも毎回下回りを入念にチェックしている方は少ないので、(私でもやらない)
いつ何らかの症状が出るか分からない。

人で言えば虫歯のように、普段は目につかないところでジワジワと進行し、
ある日突然痛くなる(故障)という感じに似ているかもしれません。

 

 

下廻りコーティング

今回はインプレッサXVのコーティングを施工しました。
新車時から下廻りメンテを施工中のユーザーさん。

使用するコーティング剤はスリーボンド社のスリーラスター

効果
★一般的な防錆塗料と比較すると、抜群の防錆力を発揮
★多少のサビであれば、その上から施工可能であるため、サビの進行を抑える
★厚塗りタイプを施工することにより、石跳ねなどの打撃音の吸収性が向上し、
車内へ侵入する振動や音をやわらげる
★200℃の高温下でも流れ落ちることなく、マフラーやエンジン周辺などの
高温になりやすくサビやすい箇所にも使用可能
★乾燥した後は軟質塗膜が形成されます。そのため、飛び石などによる割れを防ぐことができます。
また、小さなキズであれば自己修復性があり、サビの進行を抑制することも可能

スリーボンド社は自動車アフターマーケットに古くから関わっており、
特に下回り(足回り)防錆塗装のアンダーコーティング剤に於いては、
40年以上の歴史があり、市場ではトップシェアを維持していて評判も良い。

メーカー側は「3年間効果を持続」とは謳っていますが、
ウチとしては2年に一度のメンテナンスを推奨しています。
(3年は微妙な気がします。)

 

施工

では実際の施工の様子をご覧ください。

まずは、シルバーの耐熱塗料サーモガードからです。(マフラー)

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次にコーティング剤
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透明色なので施工後の見た目に変化はありませんが、
足回りを入念に吹きかけていきます。

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施工順はスチーム洗浄後、サビの上からコーティング剤を吹きかけても
あんまり意味が無いのでマフラーに耐熱塗装をし、
サビの広がりを抑えてからコーティング剤を施工といった感じです。

 

ディーラーで「スチーム洗浄で8,000円で~す。」と言われたそうで。
確かに8,000円は萎えますね…。
(施工費は別途)

 

あなたも季節の変わり目、特に冬か夏には施工をお考えください!
マフラーに穴が開いていきなり爆音車となってはかえって高くつきます。

施工時間は1時間半ほどで要予約となります。
料金はこちらをクリック→料金プラン

積雪地域、沿岸部などの塩害対策は愛車にとって欠かせないメンテナンスです。
フレームやシャーシが浸食する前に施工しましょう!

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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